『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』『ファインディング・ニモ』『インサイド・ヘッド』など、イマジネーションあふれるユニークな“もしも”の世界を描いてきたディズニー&ピクサーの最新作『私ときどきレッサーパンダ』。この度、本作の日本版本予告が解禁され、主人公のモフモフの“レッサーパンダになってしまう女の子”・メイ役とその母親・ミン役の日本版声優が佐竹桃華、木村佳乃に決定した。
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母親の前では“マジメで頑張り屋”のいい子だが、友達とハメを外して遊ぶ自分を母親に秘密にしているティーンエイジャーのメイは、ある出来事をキッカケに自分を見失い…なんとモフモフなレッサーパンダに変身してしまう。
主人公のときどきレッサーパンダになってしまう女の子・メイ役の日本版声優に抜擢されたのは、2020年にホリプロタレントスカウトキャラバンを経てデビューを果たし、ドラマや舞台、バラエティで活躍する注目俳優・佐竹桃華。
そして、メイを愛するがあまり過保護になってしまう母親・ミン役には、ドラマ、映画で数々の話題作に出演する木村佳乃が決定。2人は、ディズニーUS本社のオーディションを経て見事に今回の日本版声優の座を射止めた。
佐竹さんは声優決定の知らせに驚いたそうで、「“まさか!”と、叫んで泣いて鼻血出しての大興奮でした(笑)」と明かし、隣で話を聞いていた木村さんは、劇中でレッサーパンダになってしまったメイと佐竹さんを重ね「まさにメイそのままだね」と一緒に微笑み合い、まるで本当の母娘のような2人。
そんな木村さんも「2人の娘がいるので、非常に共感しやすい役を頂けたなと思い、嬉しかったです」と喜びを語り、さらに「手を差し伸べすぎないことも大事だなと、私自身勉強になりました」と、メイを大事にするがあまり過保護になり、本当の想いがすれ違ってしまう母親・ミンの葛藤から学んだよう。佐竹さんは「メイちゃんは、 お母さんのために頑張っちゃうところがあるんです。私も自分の活躍でお母さんが喜んでくれるのを分かっているからこそ頑張ってしまうので、すごく共感しました」と、メイに共感したことを語った。
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声優初挑戦の佐竹さんは、「“初挑戦だからなんて言ってられないぞ!”というプレッシャーを感じましたが、スタッフのみなさんが本当に優しくて、的確なアドバイスをしてくださるので、リラックスしてアフレコに挑むことができました」とふり返る。
一方、木村さんは、実写作品とアニメーションの違いを感じたようで、「表情の変わり方が実写より100倍速かったです。すごい表情が豊かなので、それに負けないような声を出したり、普段のお芝居では使わないような声色を使いました」と、アフレコの苦労話を語ってくれた。
本作でメイを通して描かれるのは、“本当の自分らしさとは?”と、人生で誰もが一度は悩むテーマ。作品について佐竹さんは「自分の好きな面も嫌いな面もあるけれど、全部ひっくるめて自分なんだよということを感じ、前向きな気持ちになってもらえたらいいなと思います」と、自分を好きになるための後押しとなる“メッセージ”が込められていると語る。
木村さんも、「どの世代の方にも喜んでいただけて、明るい気持ちになっていただける作品ですので、何度も観ていただけると嬉しい」と作品に対しての自信を見せた。
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『私ときどきレッサーパンダ』は3月11日(金)よりディズニープラスにて見放題で独占配信開始。