ジェシカ・チャステイン、ペネロペ・クルス、ルピタ・ニョンゴ、ダイアン・クルーガー、ファン・ビンビンといった実力者が集結し、世界を救うミッションに挑むスパイ・アクション大作『355』。本作の発起の1人であり、最強の格闘スキルを誇るCIA女性エージェント・メイスを演じたジェシカのインタビュー映像が到着した。
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『ミッション:インポッシブル』『007』シリーズのような本格派のスパイ・アクションをオール女性キャストで作りたい。そんなジェシカのアイディアから全ては始まった本作。『355』というタイトルの意味は、「“355”は初の女性スパイに与えられたコードネーム。アメリカの独立戦争でワシントン側のスパイだった。彼女の素性は不明で“355”と記録されているだけ。今でも諜報活動を行う女性は誇りを持って“355”と名乗ると聞いている。初の女性スパイに対する敬意を表している」と、その由来について解説するジェシカ。
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自身で演じたメイスについては、「彼女は一匹狼でいかにもスパイという感じ。ちょっと陰気で独りで仕事をしたがるタイプ。でもメイスは問題を解決するため、他人と協力することを学ぶ。彼女にとって大事な学びだった」と、役柄を分析する。
メイス同様、本作のプロデューサー業を通してジェシカ自信にとっても多くの学びがあったようだ。「今回最も苦労したのは映画を完成させること。想像していたよりもずっと大変なことだった。キャストを決めて、脚本を書いてもらい、そして予算を確保する。脚本を詰めるにもお金が発生する。さまざまな手配を進めて、たくさんの契約をまとめた。とにかく必死になって準備を進めた。学ぶことも多かった作品」と明かす。
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そして、自らもコミットしたキャスティングについては「これ以上のキャストはいない」と断言。「まず私が共演したい人を挙げた」と言い、「ペネロペ・クルスとルピタ・ニョンゴとファン・ビンビンとダイアン・クルーガー、とね。全部私のアイデアだから100%大満足。最高のキャストで毎日幸せだった」と理想的座組の実現に満足げな笑顔を見せていた。
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『355』は2月4日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。