『ゴッドファーザー』の劇場公開50周年を記念し、シリーズ三作品が2月25日(金)から3日間限定で4K上映されることが決定。特別予告も公開された。シリーズ真の完結編「最終章」はこのたび日本劇場初公開となる。
裏切りと陰謀がはびこるニューヨークの闇社会を牛耳るイタリア系マフィア、コルレオーネファミリーの台頭と、その一大ファミリーを継承するマイケル・コルレオーネと、その家族が辿る壮大なドラマを描いた映画史に輝く最高傑作『ゴッドファーザー』。1972年3月24日に全米公開されるや、当時の興行記録を塗り替える大ヒットを記録し、その年のアカデミー賞では11の部門でノミネートされ、作品賞、脚色賞、主演男優賞(マーロン・ブランド)の3部門を受賞。世界中でも大絶賛され、瞬く間に映画史に残る傑作の座を不動のものとした。
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続く『ゴッドファーザー PARTII』は74年に全米公開。作品賞を含むアカデミー6部門を受賞(10部門ノミネート)し、100年近いアカデミー賞の歴史の中で、シリーズ2作品連続でアカデミー賞作品賞を受賞した唯一の作品となった。シリーズは、90年に公開された『ゴッドファーザー PARTIII』と併せて映画史上最高の三部作との呼び声も高い。
今回の4K上映では、撮影監督ゴードン・ウィリスによる強い陰影と、ノスタルジックな光彩による絵画のような圧倒的な映像美が堪能できる。また、27日上映の『ゴッドファーザー<最終章>:マイケル・コルレオーネの最期』は日本初の劇場公開となる。
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フランシス・フォード・コッポラ監督自らの希望で、真の完結編として『ゴッドファーザー PARTIII』に編集が加えられているこの「最終章」。オープニングやエンディングをはじめ、細かい箇所を含めると360近くの変更を加えたというコッポラ監督は、「再編集版は雰囲気もスタイルも描いている内容も旧編集版とは違うので、まったく別物と言える、とても感動的な作品になっていると思います。鑑賞後、全員涙していました」と、新編集版に大きな自信を覗かせている。
そして、この50周年記念上映のために制作された特別ロゴと予告篇が解禁。
50周年記念予告では、ファミリーの頂点に君臨するヴィトー・コルレオーネと、宿命に導かれるかのようにファミリーを受け継ぐ息子マイケルを中心に、裏切りと抗争に染まった一大マフィアファミリーの愛と確執の物語がつづられていく。映画史に残る、かの有名なテーマ曲、名シーンの数々に、上映への期待が高まる。
いまなお語り継がれる映画史に残る傑作と、劇場初公開となる「最終章」。映画ファン注目の記念上映だ。
■上映スケジュール
2月25(金)『ゴッドファーザー』
2月26(土)『ゴッドファーザー PARTII』
2月27(日)『ゴッドファーザー<最終章>:マイケル・コルレオーネの最期』
■上映劇場
TOHOシネマズ日比谷、TOHOシネマズ梅田
『ゴッドファーザー』50周年記念上映は、2月25日(金)~2月27日(日)TOHOシネマズ 日比谷、梅田にて限定上映。