『クワイエット・プレイス』シリーズ第3弾でメガホンを取る予定だったジェフ・ニコルズ監督が、昨年10月にスケジュールの都合で降板。パラマウント・ピクチャーズが新たな監督候補として、『Pig』(原題)のマイケル・サルノスキと交渉中であることが分かった。「Variety」などが報じた。
本作は、『クワイエット・プレイス』『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』とシリーズ2本にわたって主演・監督を務めたジョン・クラシンスキーがそのポジションを退き、製作のみに携わる作品。詳細は不明だが、“続編”というよりは“スピンオフ作品”という位置づけで、ジョンのアイディアをベースとした内容になるという。ジョンも前2作に出演したエミリー・ブラントも出演しない模様。マイケル・ベイ、アンドリュー・フォーム、ブラッドリー・フラーは引き続きプロデューサーを務める。
ジョンの後任として、『ラビング 愛という名前のふたり』のニコルズ監督が監督&脚本を担当する予定だったが、ほかの新しいパラマウント作品に専念するため降板した。現在、監督候補として交渉中のサルノスキ監督は、昨年公開されたニコラス・ケイジの主演作『Pig』(原題)で長編映画デビューを果たし、高い評価を受けて知名度も上昇。今回のオファーにもつながったようだ。