表の顔は高貴なる英国紳士、裏の顔は世界最強のスパイ組織キングスマンを描く人気シリーズの最新作『キングスマン:ファースト・エージェント』。この度、オックスフォード公と息子コンラッドによる、本編映像の一部がシネマカフェに到着した。
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本作が描くのは、諜報機関・キングスマンの創立の物語。世界大戦を密かに操る闇の狂団に、キングスマンの礎を築くこととなる英国貴族のオックスフォード公(レイフ・ファインズ)と、息子コンラッド(ハリス・ディキンソン)が立ち向かっていく。
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今回シネマカフェが入手した映像は、そんな主人公オックスフォード公が、初めてコンラッドを世界一のテーラー、キングスマンに連れてくるシーン。
「私も父に連れてこられ、ここに来た」と、息子のオーダースーツを仕立てるため、ここに連れてきたオックスフォード公。同時に、正義感が強く戦地に行くことが自分の使命と信じるコンラッドに対し、戦争で平和は実現しないことを分かってほしいという父としての思いが表れている場面。
亡き妻の思いも背負い、コンラッドに愛情を注ぐ彼の深い愛情がにじみ出るシーンだが、コンラッドは「これより狩猟用の服や、スモーキング・ジャケットなら鳥や女性も落とせる。わかってよ、僕が広い世界を楽しむ日がじきに来る。父さんが嫌でも」とその思いに反発する。しかし、反発しながらも、共に「キングスマン」への道を歩むことに。どのように「キングスマン」として立ち上がることになるのか注目。
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これまでもシリーズでは、同じようにテーラーの試着室のシーンが描かれてきた。『キングスマン』では、ハリー(コリン・ファース)が元不良青年エグジーをエージェントとしてスカウトするという重要なシーンとなり、『キングスマン:ゴールデン・サークル』では、同じテーラーの試着室ではないが、終盤に三面鏡の前でハリーが成長したエグジーと会話を交わす場面が描かれた。これまでのエグジーの成長や努力、彼自身の誠実さや可能性を称え、“いい人生の選択をした男が見える”そう語りかけるハリーの姿が。師匠から弟子へ思いを繋いだ試着室でのシーンは、本作では父から子へ、大切な思いを届ける重要なシーンとして登場している。
『キングスマン:ファースト・エージェント』は公開中。