クリステン・スチュワートがダイアナ元妃を演じる話題作『スペンサー』より、場面写真が解禁された。
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36歳という短い生涯を駆け抜け、いまなお世界中の人々に愛され続けているダイアナ元皇太子妃。そんな彼女が、その後の人生を変える決断をしたといわれる1991年のクリスマス休暇を描いた本作は、本年度のヴェネチア国際映画祭、トロント映画祭と名だたる主要映画祭で上映された。またアメリカ最大の映画評論サイトRottenTomatoでも84%と好意的評価を獲得。さらに先日、ゴールデングローブ賞主演女優賞(ドラマ部門)へのノミネートも果たしており、本作の今後に期待が集まっている。
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そんな本作からこの度解禁されたのは、クリスマスツリーを背景にしたロイヤルファミリーの家族写真。クリスマスは英国王室の伝統的な習わしのひとつで、休暇中にはロンドンから北に160キロ離れたノーフォーク州にあるサンドリンガム・ハウスにロイヤルファミリーが全員集合し、家族団らんを楽しむのが恒例になっている。
写真は一見すると、家族水入らずで過ごすクリスマスの幸せな様子を切り取ったように思えるが、よく見るとダイアナとチャールズの顔に笑顔はなく、ふたりの間に緊張感が漂っているように見えるカットとなっている。
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この時すでにチャールズとカミラの関係について知っていたというダイアナだが、幸せの象徴であるクリスマスを、彼女は一体どんな思いで過ごしていたのか。また映画では王室の華やかであり厳かでもあるクリスマスの様子も描かれており、一般家庭から皇族入りをしたダイアナには息苦しさを覚える驚くべき習慣の数々も明かされている。
『スペンサー』は2022年、全国にて公開。