亀梨和也主演の連続ドラマW「正体」が、先日、都内某所にてクランクアップしたことが分かった。
中田秀夫監督が、染井為人の傑作サスペンス「正体」(光文社刊)を映像化する本作。ある夫婦の殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑を宣告された鏑木慶一は、移送中に脱獄。逃走しながらも、潜伏先で出会う人々を様々な窮地から救っていく彼の本当の正体とは…というあらすじ。
クランクアップ当日は、主要キャストが集結する、物語の中でも重要なシーンの撮影が行われた。第3話と第4話を手掛ける谷口正晃監督から、最後の「OK!」が出ると、安堵してようやく笑顔を見せた、脱獄する死刑囚役の亀梨さん。
数日前、すでに撮影を終えていた、第1話と第2話を手掛けた中田監督も駆けつけ、花束を受け取った亀梨さんは、「本当にお疲れ様でした!」と頭を下げ、「作品もそうですけど、改めて人生は旅だなと。それぞれのシチュエーションで今回も様々な方たちとの出会いがあり、その瞬間を本当に大切にするということを改めて感じさせられました」とコメント。
さらに、「自分の孤独とそして出会いで繋がる温かさというものを共演者の皆さんから感じさせていただきましたし、スタッフの皆さんにはこの孤独と温もりとの非常に良い距離感を保っていただいて、心より本当に感謝しております」と約2か月現場を共にしたキャスト&スタッフ陣を労いながら、充実した表情で感謝を伝えた。
連続ドラマW「正体」は2022年3月、WOWOWにて放送・配信予定。