スタジオジブリの19作品に登場する“建造物”の魅力を詳細解説した「ジブリの立体建造物展 図録〈復刻版〉」が、11月18日(木)本日発売された。
同書は、2014年から2018年にかけて、東京都、長野県、愛知県、熊本県、大阪府にて開催された「ジブリの立体建造物展」の公式図録の復刻版。
『千と千尋の神隠し』で八百万の神々が休息に訪れる湯屋「油屋」、『コクリコ坂から』に登場する高校の部室棟「カルチェラタン」、『となりのトトロ』でサツキとメイが暮らす「草壁家」、『天空の城ラピュタ』の空に浮かぶ城「ラピュタの建築と庭園」など、スタジオジブリがアニメーションという架空の世界の中で、個性豊かな建造物の数々を創造してきた。
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今回はこのほかにも、『耳をすませば』や『ハウルの動く城』、『魔女の宅急便』など19作品に描かれる建造物の背景画や美術ボード、美術設定ほか約380点の図版を収録。
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展覧会の監修を務めた建築家・藤森照信による詳細解説や、宮崎駿監督との対談、美術監督の種田陽平のインタビューとともに、設計の源に迫っている。
「ジブリの立体建造物展 図録〈復刻版〉」は発売中。