キルスティン・ダンストが、2002年に出演したサム・ライミ監督の『スパイダーマン』のギャラについて振り返った。ヒロインのメアリー・ジェーン役であるキルスティンと、スパイダーマンを演じたトビー・マグワイアとのギャラには「極端な」差があったという。「The Independent」に語った。
「私とスパイダーマンのギャラの差はあまりにもすごすぎて、考えることすらしなかった。『そうか。トビーはスパイダーマンを演じているのだから』という感じで」。主役はあくまでもトビーだから…と納得しようとしたのだろう。しかし、「でも、『スパイダーマン2』のポスターを飾ったのはだれだか知っているでしょう?」とにっこり笑って自分の胸元を指すキルスティン。「スパイダーマンと“私”なの」と胸を張る。
「ニューヨーク・ポスト」紙によると、『スパイダーマン』のトビーのギャラは400万ドルで、同作の大ヒットを受けて『スパイダーマン2』では4倍以上の1750万ドルに跳ね上がったという。キルスティンのギャラやトビーのように2本目でギャラが大幅に増えたかどうかは不明だ。
キルスティンは『スパイダーマン』のプロデューサーに、歯の矯正を強制されそうになったことも明かしているが、「えーと、イヤです。この歯が気に入っているので」と断ったという。
このように好ましくない思い出について語っているものの、今後メアリー・ジェーンとして『スパイダーマン』映画に再出演することは「楽しそう。『No』と言ったことはない」と前向きだ。