20年以上の芸歴を誇り、多数の作品に出演してきたクリステン・スチュワートが、その中で「本当に素晴らしい映画は5本」と考えていることを明かした。
クリステンは、「45本か50本の映画に出演してきたけれど、本当によかった映画というのは多分5本」と「The Sunday Times」誌に語った。
気になるその5本のうち、クリステンは『アクトレス~女たちの舞台』と『パーソナル・ショッパー』の2本を挙げた。どちらもオリヴィエ・アサヤス監督作。
自身が「成功した」と思えない映画に出演したことに対しては「後悔していない」というが、「2、3本の映画については(出演することに)『イエス』と言ってしまったことを後悔している。結果についてではなく、(その経験が)おもしろくなかったから」と率直な気持ちを述べている。
クリステンにとって最も苦痛なのは「撮影中にこれはおそらくひどい作品になるだろうとわかっていながら、最後まで気を引き締めてやっていかなきゃならないこと」だという。その苦痛だった作品のタイトルは明かさなかったが、デートに例えてこんな風に語った。「だれかとデートをし始めて『わー、私たち一体なにをやっているんだろう』と思っても、それが映画を観ている最中だったらその場でただ別れるわけにはいかないでしょう?」と。