Netflixが9月17日に配信を開始した「イカゲーム」の視聴者数が、1億1,100万人(アカウント)に達したと発表した。これまでのトップは配信開始から28日間で8,200万人が視聴した「ブリジャートン家」だったが、「イカゲーム」が28日経たずして抜いた。
1エピソードあたり少なくとも2分以上観れば1カウントされるということなので、1億1,100万世帯が全てのエピソードを観たかどうかは不明だが、Netflix史上最大のヒット作となったのは間違いない。
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現在、94か国でNetflixの「トップ10」の首位に立っている「イカゲーム」。アメリカでは韓国ドラマが1位になったのは初めてであり、さらに21日間連続してその座をキープしているドラマも初めてだという。
すでに視聴した人たちは「1位にふさわしい作品」「ぜひシーズン2を製作してほしい」「非英語作品がついにふさわしい注目を浴びることになってうれしい」などとツイート。まだ観ていない人たちは「そんなにおもしろいの?」「観たいんだけど、怖くて!」と興味を引かれている様子だ。
「イカゲーム」は456人が命を賭けて参加するデスゲームを描いたドラマ。「Variety」誌によると、クリエイターで監督のファン・ドンヒョクには2008年にすでにこの作品の構想があり、韓国で映画化しようとしたが、暴力的なテーマを扱っていることから複数の製作スタジオに断られたという。それから10年を経て、満を持してのドラマ化となった。
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