有村架純と志尊淳を迎え、コロナ禍の日本で「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる保育士、介護福祉士や、声なき仕事人たちの現状をレポートするドキュメンタリー『人と仕事』。今回は、森ガキ侑大監督、映画『新聞記者』も手掛けた河村光庸エグゼクティブプロデューサーが本作を通して届けたいメッセージを語る特別映像が解禁された。
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元々は保育士を題材にした劇映画『保育士T』を有村さん、志尊さん出演で制作予定だったものの、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で制作が中止に追い込まれた。制作中止の決定から1週間後、河村プロデューサーより「ドキュメンタリー映画にしないか」と森ガキ監督に打診があった。森ガキ監督は「(ドキュメンタリーとして作ることに対して)戸惑いはあったんですけど、この時代において重要性があるし、制作する意義があると本能的に感じたので、引き受けた」と当時の心境をふり返る。
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さらに森ガキ監督は、「人ってどう生きていくの、生きていくためには仕事って必要なもの。この映画を撮っていく上で、もう1回仕事って何だろう、生きるって何なのという事を踏まえて、コロナ禍で生きる人々の変化を写し出せたら面白いのではないかなという発見があった時点で、自分が撮りたいゴール地点が見えた」と、有村さん、志尊さん、河村プロデューサーと共に手探りで探し求めた着地点について語る。
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また、日本アカデミー賞を席巻した『新聞記者』をはじめ、数多くの話題作を世に送り出しているスターサンズの河村プロデューサーは、「映画を作るということは人間にしかできない。これを止めずに、機能させるにはドキュメンタリーしかないと思った。せっかく出会った縁を生かし、このコロナ禍という状況の中において【人】と【仕事】をテーマにドキュメンタリー映画を作ろうという発想が浮かんだのです」と本作制作への想いを語っている。
本作では有村さんと志尊さんがコロナ禍に苦しむエッセンシャルワーカーや市井の人々を実際に取材。様々な【人】と【仕事】に触れていく中で、彼ら自身も自分の「俳優」という仕事と向き合う姿を垣間見ることができる。監督自身はどう感じたのか。そして、これまでに多くの映画を通してテーマを投げかけてきた河村プロデューサーは、観客にどんなメッセージを作品に託したのか。2人が観客に届けたい想いを語った映像となっている。
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『人と仕事』は10月8日(金)より全国にて3週間限定公開。