あらゆる武術を習得した主人公シャン・チーの魅せる迫力満点のバトルシーンが話題となっている、現在公開中の映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』。この度、そんな本作から、シャン・チーのファイトシーンに期待が高まる本編映像が到着した。
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犯罪組織<テン・リングス>のリーダーである父シュー・ウェンウーの元で、幼い頃から厳しい鍛錬を積み重ねてきたシャン・チーは、あらゆる殺人技術を教え込まれていたが、その運命から逃げ出し、平凡な青年ショーンとして暮らしていた。しかし、因縁の父が彼のもとに刺客たちを送り、連れ戻そうとする。
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到着した映像では、そんなシャン・チーが暗殺術を極めた刺客、デス・ディーラーと死闘を繰り広げる場面が収録されている。
武器を両手に構え、襲い掛かってくるデス・ディーラーは、実はシュー・ウェンウーの古くからの部下であり、幼少期のシャン・チーに最強の武術を教え込んだ師匠的存在。かつて一度も勝つことができなかった師を相手に、シャン・チーは驚異的な武術を駆使しながら交戦していく。
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シャン・チー役のシム・リウは、アクションについて「人類に知られているほぼすべてのファイティング・スタイルを考え得る限りおさらいした。結果的にこの映画では使われていないものも含めてね」「太極拳や、もちろん中国武術とかホン・チェンといった中国の伝統的なカンフーもやったし、東南アジアの武術の動き、ムエタイ、シラット、クラヴマガ、柔術、それにボクシングやストリートファイトもやった」と語っており、多種多様な武術を取り入れたアクションがシャン・チーの最大の武器。それらを自在に組み合わせ、型にとらわれない柔軟な戦い方ができるシャン・チーだが、彼を鍛え上げたデス・ディーラーもまた、様々な武術を自在に操る人物であり、一進一退の攻防戦の結末は見逃せない。
『シャン・チー/テン・リングスの伝説』は全国にて公開中。