>>『アナザーラウンド』あらすじ&キャストはこちら
本作は、世界中で数多の映画賞を総なめにし、第93回アカデミー賞にて監督賞・国際長編映画賞の2部門にノミネートされ、見事国際長編映画賞を受賞した話題作。また、2012年、マッツ・ミケルセンがカンヌ国際映画祭男優賞に輝き、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた『偽りなき者』トマス・ヴィンターベア監督と、マッツの待望の再タッグが実現した作品で、マッツ史上最高のパフォーマンスを披露している。

劇中でマッツ演じる冴えない高校教師マーティンとその同僚3人は、ノルウェー人哲学者の「血中アルコール濃度を常に0.05%に保つと仕事の効率が良くなり想像力がみなぎる」という理論を証明するため勤務中に酒を飲むという実験に取り組むことに。常に酔った状態を保つと、授業も楽しく、生き生きとしたものになっていき、生徒たちとの関係性も良好になっていく。同僚たちもゆっくりと確実に人生がいい方向に向かっていった。しかし、実験が進むにつれ、だんだんと制御不能になる…という奇想天外なストーリーだ。
このたび解禁となった本編映像では、ヘミングウェイは毎日夜8時まで酒を飲みながら執筆活動をし、数々の名作を残した、との例を挙げつつ「血中アルコール濃度を0.05%に保つと仕事の効率が良くなり想像力がみなぎる」という理論は試してみる価値がある、とマッツ扮するマーティンの同僚ピーターが皆を説得し、マーティンを含めた皆が同意。遊びで終わらないよう論文にまとめはじめ、この奇想天外な実験がスタートするという本作の肝となるシーンだ。勤務中だけ酒を飲むという一見ふざけたこの実験の行く末とは…?
冴えない男たちの人生逆転劇から目が離せない。
『アナザーラウンド』は9月3日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国にて公開。