>>『MINAMATA―ミナマタ―』あらすじ&キャストはこちらから
インタビューでは、『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』(‘07)以来、約13年ぶりのジョニーとの共演について「最高でしたよ。相変わらず親切で歓迎してくれました」と印象を語るビル。「ユージン・スミスのメイクをした彼を初めて見た時は感動を覚えましたね。この作品は成功しそうだと思いました」とジョニーの姿を見てヒットを確信したという。
舞台役者としてキャリアをスタートさせ、破天荒なロック歌手役を演じた『ラブ・アクチュアリー』や、『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』、『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなど、圧倒的な存在感でこれまで幅広い役柄を演じてきたビルが今作で演じているのは、ユージン・スミスの気難しい性格に悩まされながらも、写真家としての腕を誰よりも信じる「LIFE」の編集長ロバート・ヘイズ。

この役柄について「特定の人物をモデルにしたわけではありません。実はモデルになった編集者は何人かいて、それを合体させたんです」と明かし、そのため「ヘイズに関するリサーチはしていません」とコメントしている。
また監督のアンドリュー・レヴィタスについて「アンドリューのことは知らず、初めて現場で会いましたが、最高でしたよ。すごく用意周到で頼りになり、礼儀正しい監督でした」とふり返り、完成した映画については「自分の出演作は見ません。見ると自信をなくして仕事をするのが難しくなるだけですからね」と繊細な一面も見せている。
『MINAMATA―ミナマタ―』は9月23日(木・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。