本作は、年の離れた姉弟が束の間の二人暮らしをする日々を描いた、雑誌「anan」で長期連載中の益田ミリの人気漫画「僕の姉ちゃん」のドラマ化。
素朴でまっすぐに育ってきた社会人1年目の弟と、30歳の姉が鋭いツッコミを入れていくユーモラスな会話劇が展開する本作。思わず膝を打つ鋭い「恋愛感」「仕事論」「力の抜き方」など、炸裂する“僕の姉ちゃん”による批評は、大いなる共感を与えること間違いなし。
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姉・白井ちはる役には、「イチケイのカラス」のエリート裁判官役が記憶に新しい黒木華。姉に翻弄されるが素直に話を聞いてくれる弟・順平を、『羊とオオカミの恋と殺人』『東京リベンジャーズ』の杉野遥亮が演じる。
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「お姉ちゃんの言葉が凄く沁みて、弟とのやりとりにほっこりしました」と物語の印象を明かした黒木さんは、「私にも弟がいるので、この姉弟の関係を楽しくやれればいいなと思いました」とコメント。そして「二人の会話や、ゆったりとした空気感にクスッと笑っていただけると思います」と視聴者へメッセージを寄せた。
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また、オファー時をふり返り「面白い作品になる」と確信したという杉野さんは、「自分も順平と似たような経験をしたことがあり、彼の心情をよく理解できたので、スムーズに向きあえました。実は、『僕の姉ちゃん』は他の作品と並行しての撮影で、さらにクランクアップの翌々日から舞台の稽古開始という撮影スケジュールでした。それを知っていたので『さあ、ここから始まる数ヶ月は自分にとって厳しい戦いになるぞ』と思い、『よしっ!』と丹田に、自分自身に力を込めた感覚を覚えています」と思いを語っている。
なお監督・脚本は、CMディレクターの吉田善子。さらに『愛唄 -約束のナクヒト-』の清水匡、「グーグーだって猫である」シリーズの高田亮も脚本に参加している。
「僕の姉ちゃん」あらすじ
ユーモラスで辛辣な姉・白井ちはると、姉に翻弄されるが素直に話を聞いてくれる弟・白井順平は、両親不在のつかの間、二人暮らしをしている。
仕事を終え帰宅した部屋で、お酒を飲み、それぞれ好きなものを食べながら、恋・仕事・趣味・人生にまつわる会話を繰り広げる。姉弟だからこそのぶっちゃけトークで炸裂する姉ちゃんの本音は、一見ひねくれていて意地悪なように聞こえるが、真っ当で、順平は妙に納得してしまう。
「僕の姉ちゃん」は9月、Amazon Prime Videoにて全話一挙先行配信予定。2022年、テレビ東京にて放送予定。