マイケル・B・ジョーダンが、黒人のスーパーマンを主役としたHBO Maxのリミテッドシリーズを企画していることが分かった。「Collider」が報じた。マーベルのスーパーヒーロー映画『ファンタスティック・フォー』にヒューマン・トーチとして、『ブラックパンサー』にキルモンガーとして出演してきたマイケルが、今度はDCコミックスの世界に足を踏み入れる。マイケルは自身の製作会社「Outlier Society」を通じてすでにある脚本家を採用し、脚本を書かせているという。主役の黒人スーパーマンは、2014年に「アース2」誌に初登場したヴァル=ゾッドという人物。同誌で2代目スーパーマンに就任する。マイケルは現在のところ「製作」する契約のみ結んでいるが、主演する可能性もあるとのこと。「黒人のスーパーマンが主役」の作品といえば、以前J・J・エイブラムスがワーナー・ブラザースと映画を作ると報じられたことがあるためファンの間では混乱したコメントが散見するが、マイケル版のドラマとは別のもの。エイブラムスが製作する映画の方は、コミックスのなかで白人として描かれてきた主人公のスーパーマン/クラーク・ケントを黒人俳優が演じるという。その黒人俳優にマイケルの名前が挙がったことがあったため、より一層混乱を招いたようだ。