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完成した作品について、事件解決率世界第3位の日本の探偵・野田を演じた妻夫木聡さんは「テンポ感も素晴らしく、こんなに日本で遊んでくれたのかと思うくらいに暴れまくっています!」と感想を語り、「僕は中国語を勉強していることもあり、監督と相談して日本語のセリフを中国語にいくつか代えたりしました」とこだわりも明かす。
一方、検事と裁判官、双子の姉妹を一人二役で演じた鈴木さんは「カラフルで、スピーディーで、ハチャメチャだけれど、何も考えずに笑って楽しめる作品。皆さんの熱演も素敵です」と言い、エリート警視正・田中役の浅野さんも「腹を抱えて笑ったし、小さい頃に観たジャッキー・チェンの映画を思い出す懐かしさもあった」とコメントした。
また、本作の規模感には「撮影現場に見たことのないような機材があったり、1千万円くらいかかるドローンを使用したり、渋谷のセットも1億円以上をかけて作っている」と高いクオリティ作りに感心したという妻夫木さん。鈴木さんは「中国側のスタッフの皆さんが若くて、才能のある方ばかり。しかも皆さん日本のことが大好きで」と印象を語った。
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秋葉原で「聖闘士星矢」のコスプレを披露するシーンがあると明かす妻夫木さんは、「プライベートでは絶対にすることはない、完璧なコスプレをさせてもらった」「あそこまで堂々とコスプレ姿で歩けたのはこの映画だからこそ」と照れる一幕も。
そしてイベントでは、探偵が複数登場する本作にちなみ、「探偵に解決してほしいこと」を聞かれると、妻夫木さんは「笑い話にしてはいけないけれど、コロナを解決してほしい!」と話し、昔、実際に探偵に依頼しようと思ったことがあるという浅野さんは「おじいちゃんがアメリカ人で、当時はちょっとした情報しかなくて会ってみたかった。それで探偵の会社に電話したら『無理!』と言われた」とふり返った。
最後に妻夫木さんは「日本人である自分さえも知らない日本が出てきたりして、新しい発見がありました。それは海外から見た日本の誇張された姿ではあるのかもしれないけれど、そういう部分さえも笑わせてくれる熱量がこの作品にはあります。映画館がまるで遊園地になったかのようなエンターテインメント作品。ぜひ映画館の大きなスクリーンで観てほしい」とアピールした。
『唐人街探偵 東京MISSION』は7月9日(金)より公開。