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公開されたインターナショナルビジュアルは、色彩豊かな本ポスターとは異なり、全体をモノトーンベースでまとめたシンプルなデザインとなっており、主に海外展開向けに制作された。
この正反対のビジュアルが表現するのは、本作の最大の特徴でもある、映像の色彩の変化。人類で初めて永遠の命を得たリナ(芳根さん)の十代から100歳以上までの長い人生で経験する、生きる喜びや逃れられない悲しみを表現するのにこの映像の色彩が一役買っているという。
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また合わせて到着した映像では、本作がいかにチャレンジングな作品だったか、キャストの5つの証言から迫っている。
主人公を演じた芳根さんは「17歳・19歳・30歳、そして不老化処置されたあとの人生。同じ人だけど違う役をやっていたかのような、すごく不思議な一生を終えたような気持ち」と心境を明かす。リナと人生を共にすることを選ぶ天才科学者・天音役の岡田さんは、台本の内容に驚いたが「僕たち人類が現実的に考えていくという部分では腑に落ちるところがあって」と語る。
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一方、色彩が変わった世界で登場する、謎の夫婦の妻・芙美を演じた風吹さんは「想像出来ない世界。モノクロ(の撮影)を私は経験していないので、出来上がりが楽しみです」と完成に期待を寄せ、リナの師・エマを演じた寺島さんは「監督の頭の中にあるものは意外と分かってなくてもいいのかな」と石川慶監督の手腕に絶大な信頼を寄せていたという。
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さらに自分の「ものさしでは測れない」と語る、物語のキーパーソン・利仁役の小林さんは、「いままでに体験したことのない役作りだったのかなと」と初めての経験だったと話している。インタビューとともに、本作の撮影の裏側も覗くことができ、映像最後には、クランクアップで監督と抱き合う芳根さんの姿も映し出されている。
『Arc アーク』は6月25日(金)より全国にて公開。