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1998年長野オリンピックで、スキージャンプ団体は大逆転の金メダルに輝いた。本作は、この栄光を陰で支えた25人のテストジャンパーたちの知られざる感動秘話が描かれる。

大河ドラマ「龍馬伝」でドラマ初出演を果たし、『orange -オレンジ-』では第39回日本アカデミー賞で新人俳優賞、『8年越しの花嫁 奇跡の実話』では第41回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞と大きな活躍を見せてきた土屋さん。本作で彼女が演じているのは、主人公・西方仁也(田中さん)に寄り添い支えていた妻・幸枝。

土屋さんは演じるにあたって、西方さん本人に奥さんについて質問したところ「一歳年上の姉さん女房で、選手時代は強気の奥さんでした。優しい所はあるけれど誰にでも自分の意見を言えるし、怒らせるととても怖くて、私のことをいつも『仁也君』と呼んでくれます」という回答を得たそう。
その言葉の中から「“呼んで『くれます』”という表現に西方から幸枝への大きな信頼と愛情を感じた」と、土屋さんはその印象が役作りのカギになったと話している。

さらに「『強気』という言葉の中に、幸枝さんご自身にも仁也さんに見せない思いはあって、それを感じさせないために強気でいらしたのかもしれない、とも感じました。全て推察ではあるのですが、当時の幸枝さんの心の痛みや不安に、時を超えて寄り添いたいという思いで演じました」とコメント。西方さん本人の言葉から、細部に宿る想いに寄り添い、幸枝という役を演じた。
一方土屋さんは、劇中の西方一家の息子・慎護のモデルとなった西方慎護さんと同じく、1995年生まれで同い年。この偶然にも縁を感じたという土屋さんは「実は私の母は、子育てと仕事で一番辛い時期に西方さんたちが支えた奇跡の日を観て感動し、その録画を繰り返し観ながら私たちを育ててきたそうなので、このお仕事を知った時は本当に喜んでくれました」と明かし、「こうやって縁が巡るものだとするなら、自分の今も未来の誰かと繋がっているかもしれない」と特別な思いを明かしている。

『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』は6月18日(金)より全国にて公開。
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