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稲垣さんのあどけなく力強い歌声と、肉子とキクコの愛に溢れた眩しい日々が描かれる今回のMV。若き日の肉子ちゃん(大竹しのぶ)が男に騙されている様子を見て心配する当時の親友・みう(吉岡里帆)との会話からスタートし、みうとの思い出の美味しそうなフレンチトーストを頬張る肉子ちゃんと娘キクコ(Cocomi)の日常、親子を温かく見守る焼き肉屋「うをがし」の店長・サッサンをはじめとする漁港の町の人々が映し出されていく。
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また、この肉子ちゃんとキクコを演じた2人は、それぞれ演じる役はネイティブの関西人ではないものの、大阪に住んでいたという設定をリアルに生かすため、明石家さんまからの指導も受けながら繰り返し練習したという。
映像で流れている本作の主題歌は、吉田拓郎のデビュー曲「イメージの詩」。劇中で描かれる母娘の物語にもマッチした名曲を新たな世代にも伝えたいというさんまさんの提案から、サウンドプロデュース「GReeeeN」、編曲・武部聡志でアレンジを加え、稲垣さんがカバー。
オリジナル楽曲を手掛けた吉田さんは「心の底から『素晴らしい』。今回の『時を超えた奇跡的なレコーディング』に震えました。頬をつたわる涙を僕は『ぬぐう事すら忘れて聴き入りました』。10歳の少女が力いっぱいに(時にはシャウトしながら)歌い切った『新イメージの詩』は決してカバーなどと言うレベルのものではありません。まさに2021年に『叩きつけられた新しいメッセージ』ではないでしょうか」とコメントを寄せる。
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歌唱を担当した稲垣さんも「さんまさんが声で選んでくれた事に自信を持って私は歌いきりました。さんまさんやスタッフの皆さんが、うなずいてくれたので、とても良い歌になっていると思います」と話している。
『漁港の肉子ちゃん』は6月11日(金)より全国にて公開。