素敵な移動珈琲屋の店主が街から街へと行く先々で、一杯一杯、丁寧に、誠実に、心を込めて珈琲を淹れながら、人生に少し傷ついた人たちの心を癒していく“幸せを運ぶ珈琲物語”となる本作。中村さん演じる主人公の“癒し”感が話題となる一方、磯村勇斗演じる主人公を追うぺいの独特の存在感や、2人の過去が明かされていく回想シーンでみせた中村さんの金髪姿も大きな反響を呼んでいる。
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移動珈琲店「たこ珈琲」店主の青山一を中村さんが、かつての青山を慕っていた杉三平(通称:ぺい)を磯村さんが、1話で青山の珈琲に救われ、再び青山と再会を果たすがそれにより彼の過去を知ることになる垣根志麻を夏帆さんがそれぞれ演じる。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
垣根が淹れた珈琲を味わいながら、青山は珈琲の道に進むきっかけとなったホームレスのたこ(光石研)との出会い、そして珈琲を淹れながら各地を巡っている本当の理由を打ち明ける。それは自分に珈琲を教えてくれたたこの手がかりを探すため。
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青山はたこの淹れた珈琲に魅了され弟子入りを懇願。たこは単純に「珈琲を美味しく淹れる」だけではない、青山自身に足りていない何かを気づかせるための修行を始める。今まで自分が過ごしてきたヤクザな世界とは真反対の日々を送り、珈琲の腕前が上達していくのと比例するかのように青山の中でも小さな変化が起き始める…というのが今回のストーリー。
自分で淹れた珈琲をぺいに飲ませる青山。しかしぺいは最初「旨いです」というのものの、すぐに「嘘です。本当は苦くてよくわかんないっす」と打ち明ける。すると青山はぺいの頭を軽くはたく…このやり取りに「叩き方かわいい」「かわいいぺしっだったな」「ちょっとムスッとして頭ペしってするのかわいい」「ペチッって叩くの可愛すぎた」などの反応が集まる。
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過去を告白し、たこの奥さんを探そうとする青山に「力になりたい」と話す垣根は、理由を尋ねる青山に「好きだからです」と即答。かすかに声を上ずらせて「気持ちはうれしいのですが…」と、“告白”を断ろうとすると、垣根は「大好きなんです。青山さんの珈琲が」と続ける。自分が“勘違い”してると気づいた青山は気まずそうに照れながら、垣根を家に送るため車を出す…。
「好きってそっちwwwww」「あくまで珈琲のことなのねw」「涙とまったわい」など垣根の“天然ぶり”に、視聴者からも多くのツッコミが入っていた。