本作は地方の大学医学部を卒業して上京、熱い情熱を持って一人前の医師になることを目指し都内総合病院の外科で研修することになり、過酷な毎日を送りながら成長していく研修医・雨野隆治を白濱さんが演じ、雨野と同僚たちの姿を描く青春群像劇。
雨野の同期の研修医として、八王子にある総合病院の次男で過保護な両親に“将来は医師になるように”と育てられ、庶民の苦労が分からないお坊ちゃんの川村蒼を野村さんが、医学部を出たが一般企業に就職、サラリーマンとして働いたが、もう1度医学の道を歩もうと考えた滝谷すばるを柄本さんが、幼いころに両親が離婚、貧困を経験し「金がすべてだ」「強くなくては、生きていけない」と思っている中園くるみを恒松祐里がそれぞれ演じる。
研修医たちに鬼のような罵声を浴びせ厳しい指導をおこなう佐藤玲役で木南晴夏。佐藤に学歴コンプレックスを抱き、一方的にライバル視している鴨下修一役で吉田ウーロン太。“手術の鬼”という異名を持つ消化器外科副部長の岩井智也役で高橋和也も出演。

※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
3話では隆治がカンファレンスで、胃がんで入院、認知症も進行している87歳の患者・森山の治療方針を提案するが、先輩医師たちは手術を行わずBSCでいく方針を決める。納得いなかい隆治は抗議するが、佐藤はこれまで苦しんできた患者をさらに苦しませるのは医者のエゴだと突き放す。一方、くるみは担当する膵頭部にガンが見つかったシングルマザーの患者から、娘の中学受験まで治療を待ってほしいと言われる。先延ばしにすればリスクが高まってしまうためなんとか説得しようとするが…というストーリーが展開。
若い頃将棋の王位戦で優勝するほどだった森山。隆治は蒼、滝谷の力を借り森山と対局。負けてしまうが、転院する森山が落とした将棋の駒を拾った際、これまでコミュニケーションが取れなかった森山が感謝の笑顔を見せたことに涙する…。
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このラストに「最後の森山さんの笑顔で泣いてしまった…それ見たら私も患者さんを笑顔にしたいなって改めて思うことが出来ました!」「森山さんの笑み、雨野の涙、そこにkonomamaがかぶさったところで、涙腺決壊でした」といった反応が集まる。
特に「konomama」のタイミングが涙だった」「エンディングで流れてくるkonomama 今回はいつもより心に染みた」など、DOBERMAN INFINITYが歌う主題歌「konomama」に注目するコメントも多数投稿されている。