「サンディエゴ・コミコン」などを主催している「コミコン・インターナショナル」の公式ホームページに、「2021年のコミコンに関する声明」というお知らせが掲載された。「サンディエゴ・コミコン」は、今年もオンラインイベント「コミコン・アット・ホーム」として開催するという。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、昨年も同じスタイルが取られていた。ワクチンが開発され、接種を受ける人が増えてきてはいるものの、例年通りに対面で7月にコミコンを開催するのは「安全を守るためには時期尚早」として、2021年のコミコンは延期することを決定したという。代わりに昨年と同様、7月23日から25日まで無料オンラインイベント「コミコン・アット・ホーム」を開催。昨年は4日間だったが、今年は複数回のイベント延期による資金難により、3日間になってしまったという厳しい“懐事情”も明かしている。昨年と違う点は、「コミコン・アット・ホーム」に加え、今年11月にサンディエゴでいつものコミコンのような大規模ではないものの、対面での小さなイベントを企画中だということだ。参加者数、予算などの細かいことが決定次第、同ホームページで知らせるという。