この件を受けて、同国の「国家電影局」は海外の映画に対する検閲の強化を決め、すでに承認した複数の映画作品に対して2度目の検閲を行っているという。「The Hollywood Reporter」は「徹底的な見直し」がされていると報じている。
日本の作品にも影響が出る模様だ。興収300億円を突破し、大ヒット上映中の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の中国での公開に遅れが出るとみられている。当初は今月の終わりもしくは来月の初めに公開を予定していたが、2度目の検閲が必要となり混乱が生じているという。同じく日本のアニメ『劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」III.spring song』も同様の運命をたどることになりそうだ。