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『ビルとテッド』シリーズでお馴染みのエアギターについて、自身も音楽マニアであるビル役のアレックス・ウィンターは「エアギターは完全にエディ(・ヴァン・ヘイレン)を意識しているよ。ビルとテッドなら間違いなくエディに影響されただろうし、真似したはずだから」と話す。
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実は最新作である本作の脚本には彼の名前があったという。「彼は私生活を大切にしていて、あまり表に出るようなタイプではなかったんだ。カリスマ性がものすごくある一方で、とても上品な人だった。彼のためのシーンを書いて根気よく交渉したものの、ノーと言われてしまったんだ。個人的な理由ということで、当時はもちろん分からなかったけど、今なら悲しいことにそれが分かるよ」とふり返り、彼の死を悼んでいる。
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また、1作目から脚本を務めるエド・ソロモンは、「『ビルとテッド』シリーズは、『ヴァン・ヘイレン』の『JUMP』のようなエネルギッシュでダイナミックな映画を目指していたんだ」と明かしている。
世界を救う音楽を完成させるため、歴史上最強バンドを組もうと、ビルとテッド、そして2人の娘たちがタイムマシーンに乗って過去に未来に時空を駆け巡る本作。ジミ・ヘンドリックスやルイ・アームストロング、モーツァルトら伝説のミュージシャンたちが登場するが、見どころはそれだけではない。
ラッパーのキッド・カディや「フー・ファイターズ」のデイヴ・グロールがカメオ出演。さらに「アーケイド・ファイア」のウィン・バトラーもノンクレジットで友情出演をしている。
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なかでも、『ビルとテッド』の大ファンだというキッド・カディは、数年前偶然レストランで見かけたアレックスに、自分がいかに『ビルとテッド』が大好きか熱弁したそうで、「もし次回作があるなら教えてほしい」と自ら出演を懇願。その甲斐あってか、本作ではかなり重要な役どころで登場している。
『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』は12月18日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。