ヒューは20歳から俳優業を始め、『スカイ・ハイ』『チェーン・リアクション』『スリーピング ビューティー/禁断の悦び』などに出演した。1979年に『マッドマックス』で悪役トーカッターを演じ、それから30年以上経った2015年、ジョージ・ミラー監督からラブコールを受け、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に違う役での再出演が決まった。主にオーストラリアで活動していたヒューは、巨額の製作費を投資したハリウッド映画の撮影現場に慣れるまで数日かかったという。「これまで経験したことのないようなテクノロジーの領域に足を踏み入れて、ちょっと怖かった」と公開時に「Business Insider」に語っている。
同作に主演したシャーリーズ・セロンは「ヒュー・キース・バーン。安らかに眠ってください。あなたはやさしく、美しい心を持った人でありながら、悪の支配者を素晴らしく演じてくれました。本当に寂しくなります」とツイッターで追悼した。
RIP Hugh Keays-Byrne It’s amazing you were able to play an evil warlord so well cause you were such a kind, beautiful soul. You will be deeply missed my friend. pic.twitter.com/kXDhNs5jEU
— Charlize Theron (@CharlizeAfrica) December 2, 2020