ポータルサイト業界1位の“ユニコーン”でサービス戦略本部長を務めていたペ・タミ(イム・スジョン)は、急上昇ワードを意図的に操作したとして会社を解雇され、その後、業界2位のライバル会社“バロ”に転職、業界1位の座を奪うべく仕事に奮闘していく。そんなときに、ひょんなことから一夜を共にしてしまう10歳年下の男性がパク・モゴン。
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「このドラマは大手ポータルサイトで働く女性たちとのリアルなロマンスが描かれています。僕が演じたパク・モゴンは、音楽監督でもあり、『ミルリム・サウンド』というゲーム音楽会社の社長でもあります。主人公のペ・タミに対しては、愛情表現が積極的で、かわいくて愛らしい人物です」と解説するギヨン。
自身が考えるモゴンの魅力について尋ねると、「恋愛に対してとても積極的なキャラクターですよね。自分の感情に正直な人間なので、胸に秘めてしまうよりも『自分の気持ちはこうなんだ』『お前のことが好きなんだ』と正直に話すところが彼の魅力だと思いました」と語る。
「それに僕は慶尚道の蔚山(ウルサン)出身の男なので…、最初は正直ちょっと(都会的な)モゴンにそれほど親近感を感じなかったんです。でも現場で監督とイム・スジョン先輩がすごく助けてくれたおかげで、徐々にモゴンに慣れてきてリラックスしながら演じられた気がします。お二人のおかげで、最後まで演じきれたと思います」と先輩たちに感謝を示した。
「できるだけ素の自分を出そうと努力しました」
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ポータルサイトの会社を舞台にした本作について「テーマ自体がすごく新鮮に感じました。一番重要だったのは、台本が面白かったことです。それにパク・モゴンというキャラクターを演じるのは、僕にとっては挑戦の意味がありました。カメラの前で、僕自身が本当に泣くように泣いてみたり、僕の素の話し方で話してみたり…、チャン・ギヨンらしさをありのままに自由に表現したらどんな感じになるだろう、という気持ちもありました。それに、俳優として挑戦するという課題の意味もありました」と出演を決めた理由を明かす。
「ここに来て抱きしめて」「ゴー・バック夫婦」などの作品で頭角を現してきたギヨンだが、本作ではペ・タミ同様、多くの年上の女性たちを魅了した。「日常生活の素のままの自分のように見せたいと思いました。笑うときも本当の自分が笑うように、話すときも飾らずに普段の自分のように話そうとしました。その点にフォーカスを合わせて演じようとしたので、最初はモゴンの性格が自分とは違うので慣れないなと感じた部分はありましたが、できるだけ素の自分を出そうと努力しました」と語る。
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「難しかった部分は愛情表現をするときに、モゴンは積極的かつ正直なキャラクターなので…、そこで悩むことは多かったです。元々の自分は少し無愛想ですし、表現が豊かなほうではない性格なので最初は悩みました。でも現場で監督とたくさん対話をしながらアドバイスをいただきましたし、イム・スジョン先輩にもいろんなことを質問しました。現場では、僕は“赤ちゃん”でした(笑)」。
「でも皆さんのおかげで無事に撮影を終えることができて幸せな気分です」と続ける。「本作のようなロマンス的な“ジャンルもの”は初めてでしたし、僕にとっては挑戦だったので、第1話から最終話までを思い返すと、『恋愛ワードを入力してください~』はこれまでの作品とは違う意味で記憶に残る作品になりそうです」と語った。
「モゴンの気持ちをリアルに感じた」別れのシーン
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特に記憶に残るセリフやシーンについて尋ねてみると、「僕だけじゃなく、他のキャラクターもそれぞれのカラーがしっかりと描かれていたので、全部が記憶に残っていますね。センスのある、面白いセリフが多かったです」とギヨン。
「その中でもファンの方々が気に入ってくれたセリフは…、今言うのは少し照れくさいですが…、手から汗が出てきました(笑)。『行くのやめようか?』とか、『未成年じゃない』とか、『俺で消毒』とか…。ファンの方々が覚えてくれているのは、こういったセリフです。撮影が終わって1年近く経ちますが、それ以外にもモゴンのセリフや話し方やしぐさを作家さんがとても素敵に書いてくださったので、すべて気に入っています」と言う。
「特にイム・スジョンさん演じるペ・タミとの、別れのシーンやラブラブなシーン、そして愛し合っていた時期のシーンはどの瞬間もとても好きなシーン」と明かし、個人的に気に入っているシーンは「第8話のエレベーターでの別れのシーン」だそう。「大好きで一緒にいたいのに、現実的にそうできなくなってしまう状況になるのですが、そのシーンで大好きなのに別れないといけないというモゴンの気持ちをリアルに感じて、そのモゴンの気持ちをどう表現するべきか考えるのが面白かったです」。
さらに「エレベーターの狭い空間の中でスタッフの方々もたくさんいて汗の匂いもするほどだったのですが、モゴンの情熱に火がついている状態なので…、現場のスタッフもすごく集中していたし、力がこもっていたシーンなので個人的にそのシーンが気に入っています」と、情熱を込めたシーンをふり返った。
「モゴンにとってタミは愛おしく、かわいい人」
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では、お気に入りの“シムクン(胸キュン)”シーンはというと…「う~ん。シムクンとは違いますが、モゴンのシャツにペ・タミのキスマークが残っていたときにクリーニング代金のことを話したりするシーンなのですが、そのシーンはシムクンっぽくもあり、パク・モゴンらしさ、ペ・タミらしさがうまく溶け合っているシーンだと思いました。個人的にそのシーンの撮影は楽しかったですし、シムクンと言えば、シムクンと言えるのではないでしょうか」と語る。
また、ひとりの男性チャン・ギヨンとしても、主人公のペ・タミの魅力は「かわいいところです(笑)」と言う。「年齢はだいぶ上ですが、自分の仕事に対してはプロフェッショナルな姿を見せてくれるし、モゴンと一緒にいるときに恥ずかしがる姿もかわいいです。そのせいでモゴンはタミにイタズラしたくなっちゃうのですが(笑)。最初は単純に“関心”を持っただけなのに徐々に好きなっていく…。モゴンにとってタミは愛おしく、かわいい人なんです」。
劇中にはペ・タミ、チャ・ヒョン(イ・ダヒ)、ソン・ガギョン(チョン・ヘジン)の3人の女性が登場し、それぞれに三者三様のラブストーリーを繰り広げていくが、「僕は幸福を重視する人間なので、全員を応援していますよ」と言い、「その中であえて選ぶなら、僕たちのカップルかと思います(笑)。ペ・タミ&パク・モゴンのカップルが一番美しく、一番かわいらしく、人間らしいカップルではないかと…(笑)」とアピール。
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最後に日本のファンに向け、「これまでの韓国ドラマでは見られなかったようなテーマを扱っていますし、出演者も演技力のある素晴らしい方々ばかりです。それに僕のこれまでとは違う姿を見ることができるはずです。とても楽しめるドラマですので、周りの方々にもオススメしていただけるとうれしいです。それでは楽しんでくださいね!」とメッセージを贈ってくれた。
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