柴門さんが友人たちの話を基に10年以上温めて描いたといわれる同名原作をドラマ化する本作。TBSの連続ドラマ主演は19年ぶりとなる木村さんが、旅行代理店で働く夫と一人息子の3人で何不自由ない生活を送っていたが、ある日突然、夫が失踪し生活が一変。その後、息子をシングルマザーとして育ててきた石渡杏役で主演。
吉田羊が小説家で主夫を務める夫を持ち、高校生の息子が長らく引きこもり生活をしている事に悩んでいる林優子を。仲里依紗がエリート弁護士の妻が不倫していることを知りつつ、自らも人気落語家と不倫に堕ちていく蒲原まりをそれぞれ演じる。3人は息子が同じ高校に通っていることから知り合いとなった。
そして小泉孝太郎が杏の夫と妻が不倫駆け落ちしてしまった斉木巧役で、阿部サダヲがまりに一目惚れ、強引に誘う人気落語家・今昔亭丸太郎役で、磯村勇斗が優子の部下の赤坂剛役でそれぞれ出演する。
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※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
斉木と再会した杏は、夫の慎吾(渋川清彦)が与論島にいて記憶喪失になっていると聞かされる。一方、優子は赤坂とエレベーターに閉じ込められてしまう…。
エレベーターに閉じ込められる前、優子から「本当の恋をしていない」と言われた赤坂。エレベーター内で「どんな人なら夢中になれるんだろう。林さんみたいな人だったら夢中になれるかな」と冗談めかして優子の反応を伺うが、夕子から「部下のおべんちゃらを真に受けない」と返答されてしまう。「じゃあ欠点も上げましょうか?」と言いかけたところでエレベーターの電力が復旧。
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その後、帰路につこうとする優子は赤坂に「さっき言いかけた私の欠点って何?」と問いかける。すると赤坂は「一番の欠点は、結婚してるってことです」と解答。翌日、会社の通路ですれ違いざまに優子に壁ドンしたり、同僚との会話で「人妻にフラれた」と優子に聞こえるように話してみたり…。
年上上司を翻弄するその姿に「赤坂くんが林さんに駆け引きをするシーンがとても良き…」「これは最高では…赤坂くんダメよあなた…急接近じゃん」など、多くの反応が寄せられる。
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一方、まりも丸太郎から“猛攻”を受けることに。週刊誌に撮られたからもう会えないというまりに「よしわかった」と返答。まりの願いを聞き入れるかと思いきや「バレないようにしよう」と答え、結局変装して動物園デートすることに。こちらにも「あんなふうに大人のユーモアで弄ばれたい」「丸太郎沼にズブズブですよ」などの反応が。今週は2人の男性の“熱烈アタック”が視聴者の注目を集めた模様だ。