「A24」製作のアリ・アスター監督作『ミッドサマー』主演で大ブレイクした後、グレタ・ガーウィグ監督作『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』で4姉妹の末っ子エイミー役を演じてアカデミー賞助演女優賞にノミネート。さらにマーベル・スタジオの最新作『ブラック・ウィドウ』ではスカーレット・ヨハンソンと共演、彼女の後継とうわさされるフローレンス・ピュー。
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気鋭監督たちに次々と起用され、新たな才能を開花させる大注目の女優フローレンスを、前出の監督たちが自分の映画に起用したいと考えたきっかけが、本作『レディ・マクベス』で見せた圧巻の演技。フローレンスは英国インディペンデント映画賞の最優秀主演女優賞を受賞、さらに世界中の映画祭で大絶賛され、スターダムへとのし上がっていった。気鋭の実力派女優の“原点”ともいうべき必見の衝撃作が、劇場公開される。
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予告編では、19世紀後半の英国。裕福な商家に嫁いだ17歳のキャサリンが、気難しい40歳の夫と意地悪な舅に自由を制限され、人里離れた屋敷で退屈な生活を送る様子が描かれる。ある日、夫の留守中に若い使用人と不倫関係となったキャサリン。抑え込まれていたものが解き放たれた少女は欲望を満たすため、邪魔者を許さない純粋で残酷な怪物へと変貌していく。
原作は、オペラとして知られるロシア小説「ムツェンスク郡のマクベス夫人」。英国の舞台演出家ウィリアム・オルドロイドが長編映画を初めて手掛け、共演には、英国の人気シリーズ「ピーキー・ブラインダーズ」のコズモ・ジャーヴィスに、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』や「このサイテーな世界の終わり」のナオミ・アッキー、『クリムト』のポール・ヒルトンなど。
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『レディ・マクベス』は“のむコレ2020”にて10月23日(金)よりシネマート新宿、10月30日(金)よりシネマート心斎橋にて公開。
<トークイベント決定>
日時:公開初日10月23日(金)21:00の回上映後 @シネマート新宿
登壇者:森直人(映画評論家)
日時:公開初日10月23日(金)21:00の回上映後 @シネマート新宿
登壇者:森直人(映画評論家)