東京中央銀行に戻り帝国航空再建を担当することになった半沢だが、新政権の国土交通大臣・白井は銀行に債権放棄を要求。半沢らはそれをはねつけるが、今度は東京中央銀行に業務改善命令が出される。そんななか白井のバックにいる進政党幹事長の箕部が合併前の東京中央銀行から不正に融資を受けていたことを知った半沢は、その証拠を探そうとするが、10年前に亡くなった牧野元副頭取が金を受け取っていた証拠を突きつけられ、金融庁の黒崎までも異動させられてしまう…というのがこれまでの物語。
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半沢直樹に堺さん、半沢の妻・花に上戸彩、半沢のライバル・大和田暁に香川照之、半沢の同期・渡真利忍に及川光博、東京セントラル証券の森山雅弘に賀来賢人、国土交通大臣の白井亜希子に江口のりこ、金融庁の黒崎駿一に片岡愛之助、帝国航空再建のため設立されたタスクフォースの乃原正太に筒井道隆、元銀行員だった小料理屋の女将・智美に井川遥、中央銀行頭取の中野渡謙に北大路欣也、進政党幹事長の箕部啓治に柄本明といったキャスト。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
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自宅謹慎を命じられた半沢は、黒崎からの「伊勢志摩ステート」というヒントを手がかりに、半沢は森山とともに伊勢志摩へ。箕部の金は伊勢志摩ステートという企業に流れていた。箕部と銀行とのつながりが暴かれていくが、箕部に関する資料のありかを突き止めるも、一足早く大和田が資料を持ち出し、中野渡を通じて箕部の手へと渡ってしまう。大和田、中野渡、箕部の前で怒りの叫びを上げる半沢だが、中野渡から「帝国航空の担当を外す」と告げられてしまう…というのが今回のストーリー。
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箕部から土下座で謝罪を求められるも従わない半沢。すると大和田は土下座させようと半沢の腕をつかんで背に馬乗りになり、力づくで土下座させようとする…半沢の背に乗りかかる大和田の姿に「こんな無理矢理な土下座今までにないよ」「土下座させたすぎて必死な大和田暁おもろい」などの反応が続々と上がる。
一方で「大和田さん、半沢を助けたいがために必死なんだな」「大和田さんの振る舞いに愛しかない。ライバルに消えて欲しくない、その一心」など、大和田が“愛”ゆえに土下座強要に及んだという解釈をする視聴者も。
最後には本作の名ゼリフ「倍返し」を500倍上回る「千倍返しだ!」のセリフも飛び出し「千倍返し、キメて欲しい」「来週千倍返しか…最終回が楽しみだわ」など、多くの視聴者が次週の最終回に期待を寄せている模様だ。