先週土曜日、8月28日に亡くなったチャドウィック・ボーズマンの内輪のお別れ会が開かれた。『ブラックパンサー』でチャドウィックと共演したマイケル・B・ジョーダン、ルピタ・ニョンゴ、ウィンストン・デューク、友人らが集った。場所は海を見渡せるカリフォルニア州マリブの会場で、チャドウィックの写真を飾り、花で囲ったテーブルが設置され、出席者が偲んだという。2016年にステージ3の結腸がんと診断されたチャドウィックは、「自分のことで周りの人を騒がせてはならない」という母親からの教えを守り、4年に渡って人知れず闘病していた。彼が命にかかわる病気であることは、家族やエージェント、トレーナー、友人などごく一部の人しか知らなかった。そのため、突然の訃報に世界中の人が驚きショックを受けた。チャドウィックのツイッターアカウントから投稿された他界を告げるツイートは、史上最多の「いいね」を獲得し、亡くなってから1週間が経ついまも新規の追悼メッセージが寄せられている。故郷・サウスカロライナ州のアンダーソンでは、市を挙げてチャドウィックの功績を称え、屋外運動場で『ブラックパンサー』の上映会を開催。多くの子どもたちがブラックパンサーのコスプレで参加し、鑑賞した。