安達さんが“安達祐実”自身を演じて地上波連続ドラマで10年ぶりの主演を務める本作。安達さんが女性誌で“毎号私物を一つ捨てる”という連載を行うことになり、捨てるものを考えていると夢の中に謎の少女と擬人化した“捨てられないモノ”たちが現れる…という展開で、安達さんの過去を赤裸々に掘り下げていくスタイルと、“捨てられないモノ”役の豪華ゲストが話題を呼んでいる。
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※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
今回はテレビ東京の人気バラエティ「ゴッドタン」に出演するため、ほかのゲストに負けない“身を削った”秘密を暴露しようと考えているうちにまた眠り…夢の中で少女(川上凛子)に「実はCDデビューしてた件」を提案するも、「ネットで調べれば出てくる情報はいらない」と一蹴されてしまう。するとそこに「あるだろう。アンタの最大の秘密が」と謎の男性(じろう)が現れ、自らを「安達さんの給与明細」と名乗る。
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給与明細と言っても事務所のではなく、20代の頃1か月だけアルバイトをしたときのもので、当時を思い出した安達さんは「仕事がない時期が続いてて、これがずっと続くのかなと思うと怖かった」「芸能界でしか仕事をしたことがないから、居場所がなくなったらどうやって生きていけばいいの?」と思い、アルバイトを始めたと告白。
それはパンダの着ぐるみのバイトだったが、顔を出しても誰も自分に気づかず、さらにウサギの着ぐるみの同僚から「あんた、目が死んでんだよ」と言われる…というのが今回の展開。
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大人になった安達さんに気づかない周囲に対し「一生懸命、大人になったんだよ」と想いをぶつける安達さんの姿に「「一生懸命、大人になったんだよ」って言葉が大人になる途中だって自覚し始めた今の自分に染みる」といった声が視聴者から寄せられる。
翌朝目覚めた安達さんは、西村マネージャー(西村晋弥)にアルバイトの件を番組で話していいか確認するのだが、西村マネは「あんた目が死んでるって安達さんに言ったのお母さんですよね」と答える。そこで何かに気づく表情を見せる安達さん。
「お?なんか、違うぞ。」など、これまでと違うラストに、終盤の展開を予想する視聴者も現れるとともに、玄関で子供用の三輪車を漕ぐ西村さんに「西村マネージャーと!三輪車ーーーー!!!!」「西村マネージャー三輪車似合う」といった反応も寄せられていた。