スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮、ロバート・ゼメキス監督のコンビによってメガヒットとなった1作目。そのヒットを受けて製作された本作では、1985年から1955年にタイムスリップした前作から反対に、30年後の2015年が舞台。
みんな飛行する車で移動し、指紋認証で料金を支払い、スケートボードはホバーボードへと進化。自動でフィットするスニーカー…1989年の公開当時に想像された2015年の様子を見ているだけでも楽しくなる本作。その後現実の2016年にはナイキが自動で靴紐が締まるスニーカーを、本作の公開年にちなんで89足限定発売したのも記憶に新しい。
スピルバーグ＆ゼメキスコンビはもちろん、マーティ役のマイケル・J・フォックス、ロレイン役のリー・トンプソン、ドク役のクリストファー・ロイド、ビフ役のトーマス・F・ウィルソンら前作のキャストのほとんどが続投。
物語は1作目のラストから直接つながる形でスタート。1985年に戻ってきたマーティだが、そこに未来に向かったはずのドクが現れ、恋人のジェニファー（エリザベス・シュー）と共にデロリアンで2015年へ向かうことに。
さらに先の未来を見てきたドクによれば、このままでは息子のマーティ・ジュニア（マイケル・J・フォックス）が逮捕されてしまうという。息子になりすましドクに指定されたカフェに向かったマーティは、年老いたビフと彼の孫・グリフ（トーマス・F・ウィルソン）に遭遇。グリフは、マーティ・ジュニアを強盗の一味に引き入れようとしていたが、マーティは息子の代わりにグリフに反撃する。
グリフたちの追跡から逃れたマーティは、途中でアンティークショップに飾られた“過去”のスポーツの結果をまとめたスポーツ年鑑を手に入れ、ひと儲けしようと企むが、ドクに見つかり年鑑はゴミ箱に捨てられてしまう。その様子を見ていたビフは年鑑を拾いデロリアンに乗り込む。その後、マーティとドク、ジェニファーは1985年へ戻るが、そこはギャンブルで大成功したビフが権力を振るう荒廃した街になっていた…というストーリー。
続く次週6月26日（金）には、100年前の西部開拓時代へタイムスリップする完結編『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』が放送。こちらもお見逃しなく。
金曜ロードSHOW！『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』は6月19日（金）21時～日本テレビ系でオンエア。
