レディー・ガガ、ビヨンセなど影響力の大きいセレブが声を上げ、ライアン・レイノルズ&ブレイク・ライヴリー夫妻が全米黒人地位向上協会に20万ドルを寄付するなど、金銭的な支援を表明するセレブも少なくない。
2日の火曜日には音楽業界が「仕事から離れて私たちのコミュニティーとつながろう」という趣旨のストライキ「ブラックアウト・チューズデー」キャンペーンを呼び掛け実施。賛同したリアーナやアリアナ・グランデらがSNSに「真っ黒な画面」を投稿した。
映画業界は、2019年公開の『黒い司法 0%からの奇跡』をアメリカ国内で全てのデジタル・プラットフォームで無料レンタルできるようにした。同作の公式ツイッターは「私たちは物語の持つ力を信じています。『黒い司法 0%からの奇跡』は、私たちの社会を悩ます制度化された人種差別を学びたいという人たちにとって、手助けとなるはずです」とつづり、今月中は無料でレンタルできることを伝えた。
同作は黒人弁護士のブライアン・スティーヴンソンが書いたノンフィクション「黒い司法-黒人死刑大国アメリカの冤罪と闘う」を映画化したもの。ブライアンが冤罪で死刑宣告を受けた黒人被告人のために奮闘するという物語で、マイケル・B・ジョーダンが主演を務めた。
We believe in the power of story. #JustMercy is one resource we can offer to those who are interested in learning more about the systemic racism that plagues our society. For the month of June, #JustMercy will be available to rent for free on digital platforms in the US. @eji_org pic.twitter.com/3B2IHMNk7E
— Just Mercy (@JustMercyFilm) June 2, 2020