映画監督を夢見る青年・健司が通い慣れた映画館のロマンス劇場で出会ったのは、ずっと憧れていた映画の中のお姫様・美雪だった。モノクロ映画の世界からカラフルな現実の世界に飛び出した美雪は、色のついた世界を体験していき、2人は次第に惹かれあっていく。しかし、彼女にはある秘密があった…という完全オリジナル作品である本作。

「のだめカンタービレ」で世界のドラマの祭典“ソウルドラマアワード”の最優秀監督賞に日本人として初めて輝き、『テルマエ・ロマエ』シリーズや昨年大ヒットした『翔んで埼玉』などの映画やドラマ「ルパンの娘」など数々の作品を手掛けるヒットメーカー・武内英樹がメガホンを取り、『信長協奏曲』をはじめ、小説家としても「ガールズ・ステップ」「桜のような僕の恋人」などを発表するなど注目を集める宇山佳佑が脚本を担当。
モノクロ映画の中から現実世界に飛び出してきたヒロイン、美雪には大河ドラマ「八重の桜」や多くの感動を呼んだ「義母と娘のブルース」に、映画『海街diary』や『本能寺ホテル』なども話題を振りまいた綾瀬さん。

彼女に恋をする映画監督志望の青年、健司には連続テレビ小説「とと姉ちゃん」や「東京タラレバ娘」で注目され、『君と100回目の恋』「シグナル 長期未解決事件捜査班」「イノセンス 冤罪弁護士」などで活躍する坂口さん。
2人を取り巻く登場人物として、健司に密かに思いを寄せる映画会社の社長令嬢、成瀬塔子には「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」の本田翼。
健司が勤務する京映撮影所の超ポジティブな看板スター、俊藤龍之介には『億男』「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-」の北村一輝。
連続テレビ小説「まんぷく」や「監察医 朝顔」の中尾明慶、「きみが心に棲みついた」「ドロ刑-警視庁捜査三課-」の石橋杏奈らも出演。

綾瀬はるか主演の大ヒットドラマを映画化した『奥様は、取り扱い注意』は近日公開予定。
土曜プレミアム『今夜、ロマンス劇場で』は5月16日(土)21時~フジテレビ系でオンエア。