毎回、オススメの配信作品をご紹介する本企画、今回は「どんなときでも、素敵な気分になれる」万能薬的なドラマ「モダン・ラブ」について書かせていただきます。
本作はAmazonスタジオが制作したAmazon Prime Video独占配信作品で、『はじまりのうた』(’13)や『シング・ストリート 未来へのうた』(’16)のジョン・カーニー監督が各話の監督・脚本・プロデュースを務めています。出演者は、アン・ハサウェイや『キングスマン』(’14)のソフィア・ブテラ、『LION ライオン 25年目のただいま』(’16)のデブ・パテル、『レディ・プレイヤー1』(’18)のオリヴィア・クックなど豪華な面々がズラリ。
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「モダン・ラブ」のタイトル通り、ニューヨーク・タイムズの恋愛コラムを基にしたオムニバスになっており、1話約30分(1話完結)で、ある秘密を抱えた女性や恋愛マッチングアプリの開発者、ゲイのカップルなど様々な登場人物の身に起こった「恋愛」にまつわるエピソードが展開します。
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このドラマ、一言で言うと「感情の揺さぶり」と「構成力」が半端じゃない。まず、ほぼ全話で泣きます。喜び、切なさ、温かさ――。多種多様な「泣かせ」のテクニックが詰まっていて、毎度観終わるととてもスッキリできて、「よく30分にまとめたな」と驚かされます。人が人を好きになって、うまくいったりいかなかったり…ただそれだけなのに、こんなにも感動させられてしまう。つまり、抜群に「エモい」ドラマなのです。しかも見やすい。ニューヨークのお洒落な街並みや、スッと耳に入ってくる音楽もハイセンス。画面全体が、ウキウキさせられる要素に満ちています。
ちなみに、全話オススメなのですが、個人的な推しエピソードを1つに絞るなら…アン・ハサウェイが主演した第3話を。ミュージカル仕立てになっていますが、そこにはある仕掛けがあって――。オスカー女優の真骨頂を存分に感じられる名演に、バスタオルが必要なほど泣けるストーリー。素晴らしいクオリティです。
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何を観ようか迷ったときに、自信を持ってオススメできる“外さない”ドラマ、それが「モダン・ラブ」です。ぜひ、試してみてくださいね。
それではまた、次回をお楽しみに!