チェコ出身の鬼才ヤン・シュヴァンクマイエル監督の長編2作目『ファウスト』(’94)が、日本で初めてBlu-rayでリリースされることが決定した。奇妙な地図に導かれ、男がたどり着いたのは古びた館。その地下には劇場があり、錬金術の実験室につながっていた。現れた悪魔に誘惑された男はメフィストフェレスを呼び出し、あらゆる快楽と知識とを引き換えに、悪魔の王ルシファーに自分の魂を売り渡す契約をとりかわしてしまう…。株式会社WOWOWプラスは、世界の名作映画をBlu-rayで発売するシネフィル・レーベルを展開。今回リリースされる『ファウスト』は、シュヴァンクマイエル監督の『アリス』に続く長編第2弾。実在したとされる魔術師の伝説を、独自の解釈に基づいて映像化した本作は、アート・アニメーションの錬金術師、シュヴァンクマイエル監督が粘土細工やストップモーションアニメを駆使し、幻想的な映像で伝説を描いている。価格は4,800円(税抜)、封入特典として特製ブックレットが付いてくる。『ファウスト』Blu-rayは4月24日(金)リリース。