今作は『ブレードランナー 2049』のドゥニ・ヴィルヌーブ監督がメガホンを取り、ティモシー・シャラメが主役のポウル・アトレイデスを演じる。
デヴィッド・リンチ監督によるオリジナル版の『デューン/砂の惑星』(1984)では、ポウル役をカイル・マクラクランが務めた。
今回公開されたファーストルックは、ティモシー演じるポウルが生まれ故郷の惑星カラダンのビーチに佇んでいる画像。ティモシーは「ポウルにすぐに引きつけられたのは、非常に細かくて規模も大きい、世界を作り上げていくような物語の中で、主人公がアンチヒーロー的な旅をするということなんだ」と語っている。
黒尽くめの衣装に身を包み、うつむくティモシーの画像は、ファンたちに『スター・ウォーズ』シリーズのダークヒーロー、カイロ・レン(アダム・ドライバー)を彷彿させたようだ。『スター・ウォーズ』でお馴染みの武器ライトセーバーをティモシーの手に合成して持たせたり、「『ティモシー・シャラメがカイロ・レンのコスプレをしてコミコンに向かう』の図に見えるのはなぜ?」というコメントが寄せられている。
実際に、ヴィルヌーブ監督は2018年に『スター・ウォーズ』を意識したコメントを残している。「『スター・ウォーズ』の中心的なアイデアは、(小説の)『デューン』からきているものなんだ。だからこの映画に取り組むのは難しいけれどやりがいがある。自分が観たことのない『スター・ウォーズ』映画(のようなもの)を作ることを熱望している」と語っていた。