イギリスの港町サンドクリフと、アメリカのニュージャージー州の田舎町。海を隔てた遠く離れた二つの街で、思いがけなく出会った博物館勤めのアニーと、伝説のミュージシャンといわれるタッカー・クロウ。そこにアニーの恋人ダンカンも加わって…。不思議な三角関係の行方はいかに!?
新しい人生に一歩を踏み出す、悩める大人たちへのラブソングといえる本作。アニーを演じるのは、『ピーターラビット』や『ANNIE/アニー』のローズ・バーン。

その腐れ縁の恋人ダンカンには、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』などのアイルランドの個性派クリス・オダウド。
そして、伝説のミュージシャンを演じるイーサン・ホークは歌声も披露する。

『アバウト・ア・ボーイ』をはじめ、欧米で絶大な人気を誇る小説家ニック・ホーンビィの原作を基に、人生のリアルに押し流されながらも新しい一歩を踏み出そうともがく、“大人になりきれない”男女3人をチャーミングに演じる彼らに注目だ。

あらすじ
それなりの仕事があり、長年一緒に暮らすパートナーがいる。周囲から見たら「安定」という言葉がふさわしい生活に、不満があるわけではないけれど…。そんな30代後半のアニーのもと、1通のメールが舞い込む。送り主は、90年代に表舞台から姿を消した伝説のロック・シンガー、タッカー・クロウ。彼こそ、腐れ縁の恋人ダンカンが心酔するミュージシャンだった――。
『15年後のラブソング』は6月12日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。