すでに類似サービスが複数あるアメリカでは、2005年からサービス開始された最大手の“The Black List”が有名。初年度の掲載作品からは『JUNO/ジュノ』が映画化されヒット、アカデミー賞脚本賞を受賞した。その後も『スラムドッグ$ミリオネア』『英国王のスピーチ』『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』など、“The Black List”掲載作品から多くの名作が誕生しており、これまでに400本以上が映画化され、それらの作品の世界興収は合計260億ドルにのぼるという(The Black List 公式発表より)。
本プロジェクトのビジネスモデルはアメリカの“The Black List”と同様の形となり、閲覧者/掲載者共に会員制のサービスで、閲覧者側は映画/ドラマの製作実績のあるプロデューサーや監督その他を対象とした承認制で無料で利用することができ、掲載者は月額会費制で誰でも自由に脚本を掲載できる仕様。脚本家(掲載者)向けの月額費用の価格設定については後日サイト上で発表されるという。