昨年は、記念すべきシリーズ第1作目が『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』として、フル3DCGとなって帰ってきたポケモン映画。初めて観た子どもたちはもちろん、かつてポケモン映画に夢中になっていた大人たちも懐かしさと共に、進化した映像美、そして変わらない勇気と感動のストーリーに興奮。かつて劇場で観ていた子どもたちが、いまや親世代となり、自分の子どもを連れ2世代で“ポケモンの夏”を一緒に体感している。
そして、2020年に登場するのは『劇場版ポケットモンスター ココ』。「ココ」とは何を示すのか、現在はポケモンの名前なのかどうかも明かされておらず、ちなみにポケモン映画史上、最も短いタイトルとなっている。
メガホンをとるのは、2018年に公開され、大ヒットを記録した『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』の矢嶋哲生監督。2年ぶりとなるポケモン映画で、完全オリジナルストーリー。同作では初の群像劇に挑戦し、勇気と感動のストーリーに仕上げたその手腕と才能を今作でも発揮させる。
さらに併せて解禁となったポスタービジュアルで気になるのは、ジャングルに足を踏み込んだサトシとピカチュウを、木の上から物珍しそうに眺めている何者かの後ろ姿…。身体中に描かれた不思議な模様や、ツルのようなものが巻かれた手首などその容姿も注目だが、特報の中では、ジャングルの中を人間離れした動きで疾走する姿も。ジャングルを舞台にしたサトシとピカチュウの壮大な冒険にどう関わってくるのか、期待が高まる。

『劇場版ポケットモンスター ココ』は7月10日(金)より全国にて公開。