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メーガン・ケリーについてシャーリーズは、「TVや彼女の発言などあらゆることを知っていたので、役をつかむのにとても時間がかかった。でもメーガンの本やインタビューを読んで、本当の彼女は複雑で傷つきやすい人だとわかり、少し彼女を近くに感じることができました」と役に向けて準備するうちに、キャラクターを捉えられるようになったと語る。
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また、プロデューサーとしても参加している彼女は、「今は多くの勇敢な女性たちが自らの経験を共有するようになった。タイムズアップやMeTooなどのムーブメントのおかげで、セクハラはシステム全体の問題であり、きちんと向き合う必要があるとみんなが悟っている。だからこそ、この映画を今作るのはとてもとても大事なことだった」とも明かす。
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そんなシャーリーズについて、本作の脚本を務めたチャールズ・ランドルフは「彼女はプロデューサーとしても実質的にリーダーだし、実際にスクリーン上に登場し、演技をするという意味でも、この作品のクリエイティブ面における主な原動力でもある」とコメント。「彼女が出演しないシーンの撮影にも現場に来て、モニターを見ながら我々に気になった点を伝えに来るし、どんな偉大なクリエイティブ・ディレクターよりも、積極的に作品作りに関わっているよ」と、主演としてだけでなく、プロデューサーとしても作品に尽力した様子を語っている。
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第77回ゴールデン・グローブ賞、第26回全米映画俳優組合賞(SAG賞)でも主演女優賞にノミネートされたシャーリーズ。多くの人が魅了され、引き付けられるその力強い最高の演技と作品にますます期待が高まる。
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『スキャンダル』は2020年2月21日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。