一番好きな映画は? と言われたら、答えるのに下手したら3日くらいかかってしまうかもしれないけど一番好きな雑誌は? と言われたら、0.3秒で「TRANSIT」と大声で答えられます。世界の色々な国々を時に国ごと、時にエリアやジャンルで分けたりしながら、丸ごと一冊その特集をしている、いわゆる紀行雑誌です。(不定期刊)特集された国やエリアのガイドブック的な側面ももちろんあるんだけど、そこの文化や歴史なども詳しく載っていて学術書のような感じもあり、読み応えも充分。実際厚い(熱い)ときには200ページを超えることもあって、そう簡単には読破できません。そして、何より良いのが写真が素晴らしい!んです。映画的なストーリーを感じさせられるものばかりで毎回写真も読んでいる感じ。特にポートレイトが秀逸です。そんな雑誌からPORTRAITS(人物篇)とLANDSCAPES(風景篇)の写真集が出た。そりゃ、買わないわけにはいかないでしょ。ということで、出版社の友人経由で購入。それがオフィスに届きました。オフィスで大好きな雑誌を愛でるのもこれまたなかなかの体験でして、会社の机でひとりテンションが上がってしまいました。あぁ、今年も良い年になった。写真集からも映画が生まれる時代。ここからも何か新たなストーリーが生まれることを夢想しながら、残りわずかとなった今年を過ごします。