2016年に公開され日本映画史上歴代2位の記録を樹立した『君の名は。』から3年。この夏に公開されると観客動員数1000万人、興行収入137億円を突破し、今年最大のヒット映画となった『天気の子』。
「あの光の中に、行ってみたかった」。高1の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高。しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高はひとりの少女に出会う。ある事情を抱え、弟とふたりで明るくたくましく暮らすその少女・陽菜。彼女には、不思議な能力があった――。

2.5次元舞台で活躍してきた醍醐虎汰朗が森嶋帆高を、「3年A組」などで注目の森七菜が天野陽菜をそれぞれ演じ、小栗旬、本田翼らも共演。海外でも前作以上の規模で公開が続々と始まり、世界的にも大きな注目を集めている。
本作で音楽を手掛けているのがバンド「RADWIMPS」。『君の名は。』に続いて映像と完璧にマッチする音楽を30曲以上書き下ろし、映画の壮大なる世界観と美しい映像とのリンクで多くの観客の心に鮮烈な印象を残している。
今回は「RADWIMPS」が初披露する楽曲を含む映画主題歌4曲をスタジオパフォーマンス。さらに俳優の三浦透子がボーカルを務めた「グランドエスケープ」「祝祭」の2曲を映画で流れたバージョンとは異なるフルバージョンでライブ。貴重なライブ映像をお見逃しなく。
さらに同作の監督である新海誠も出演。夢を追いかける学生100人を招いて「RADWIMPS」と新海監督がトーク。未公開のVコンテや監督とメンバーによるメッセージのやり取りなど、初公開となる貴重な資料を基に、本作の楽曲の制作過程の裏側を語り尽くす。
また本作で声優を務めている梶裕貴がナレーターを担当。貴重なスタジオパフォーマンスと創作の裏側に迫るトークで『天気の子』の楽曲の魅力に迫っていく「『天気の子』と僕ら~RADWIMPS×新海誠~」は11月4日(月・祝)今夜23時~NHK総合テレビでオンエア。