これまでほかにAppleと複数年契約を結んだことが明らかになっているのは、司会者のオプラ・ウィンフリー、ケリー・エーリン(「ベイツ・モーテル」)、ジャスティン・リン(『ワイルド・スピード』シリーズ)、ジェイソン・カティムス(「ロズウェル」)。
製作はロンドンを拠点としたキュアロン監督の製作会社「Esperanto Filmoj」を通して進められ、日常的な業務は、長年製作パートナーを務めてきたガブリエラ・ロドリゲスが行うとのこと。Appleと契約を結んでも、ほかのコラボレーターとの契約も継続し、Apple以外の作品も製作していくという。キュアロン監督は、テレビ作品としては米ドラマ「Believe/ビリーブ」、メキシコドラマ「Hora Marcada」などを手掛けたことがある。

競争が激化している動画配信サービス市場において、優秀なクリエイターの確保でも激戦が繰り広げられている。最近、Netflixが「ゲーム・オブ・スローンズ」のD・B・ワイス&デヴィッド・ベニオフと、ワーナーメディアがJ・J・エイブラムスと複数年契約を結んだことが報じられた。