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今回到着したのは、本作を語るには欠かせない要素のひとつであるエルトン・ジョンの豪華絢爛な衣装の素晴らしさについて、演じたタロンほか、衣装デザイナーのジュリアン・デイ、そしてエルトン本人たちが語る特別映像。
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映像内では、「エルトンの衣装に身を包み、彼になりきった。解放感を覚えたよ」と語るタロンの姿と重なりながら、まるでオレンジ色の悪魔のようなコスチューム、「オズの魔法使い」をイメージしたというコスチュームなど、ド派手で豪華な衣装の数々が映し出され、さらには50足以上の靴やサングラスなど、エルトンを象徴する膨大な量のアイテムが本作の撮影で使用されたことが明らかに。
衣装デザイナーのジュリアンが「エルトンの服をベースにタロンだけの服を作り上げた」と語るように、劇中に登場するコスチュームはどれもエルトンの衣装にリスペクトを寄せながら、オリジナリティを追求したハイクオリティなものばかり。
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エルトン本人も「今でもショーの20分前に自分で衣装を選ぶ。着た瞬間にエルトンという役に入るんだ」とその重要性を熱弁しており、きらびやかな衣装が劇中シーンをどのように彩ってくれるのかに加え、派手で奇抜な衣装を違和感なく着こなしてみせるタロンの姿からも期待が高まる映像となっている。
奇抜な衣装の数々を制作するには相当な労力がかかっていたようで、タロンがジュリアンの元へ試着に赴いた数はなんと30回以上。しかし、タロンはこれらの衣装がなければ、エルトン・ジョンという役を演じるにふさわしい魅力を備えることはできなかったとふり返る。
「エルトンの衣装は、もちろん、ものすごく”変わってる”。それは彼が心のなかに抱えているたくさんの不安とは相反するものだ。スタイリッシュでクールで最先端の格好で着飾っているのに、ばかばかしさが感じられる面があって、心の痛みが垣間見える。そうやって考えるとすごく心が揺さぶられるんだ。苦しんでいるから自分に化粧を施している。僕はそこに全身で飛び込んでみようと思った。エルトンの美的センスや、奇抜さや、浮世離れした感覚は好きだ。すべてのプロセスは、彼のそうした感覚に従っていくものだった」と語っている。
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『ロケットマン』は8月23日(金)より全国にて公開。