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先日発表された葉山奨之、上杉柊平、清原翔に加え、新たにヒロイン・村瀬カナ役に久保田紗友が大抜擢。ドラマ「過保護のカホコ」の糸ちゃん役、「この世界の片隅に」のすみちゃん役で注目を集め、2017年『ハローグッバイ』では長編映画初主演。「伊藤園 お~いお茶 新緑」や「アットホーム」などのCMキャラクターとしても活躍の幅を広げる久保田さん。
現在19歳の彼女が演じるのは、アキ(新田さん)の生前のバンドメンバーであり、恋人でもあった“カナ”。バンドではピアノを担当していたが、アキが亡くなりバンドが解散してからは音楽も辞めてしまい、普通の大学生活を送っている。そんな中、颯太(北村さん)の体を借りてバンドを再結成しようとするアキがカナに近づいていく。そのことで颯太とも関わりをもつことになり、2人は次第に心を通わせていくが…。
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本作がラブストーリー初挑戦となる久保田さんの瑞々しい演技に加え、クランクイン前から猛特訓で挑んだというこちらも初挑戦のピアノ演奏にも注目だ。
村瀬カナ役:久保田紗友「カナという人物、人生を全身で感じて向き合った」
村瀬カナ役を努めさせて頂くことになりました久保田紗友です。
撮影に入る前の準備段階で、ピアノの練習やボイトレ、バンドメンバーとリハを重ねたりと、約半年程常に私の心の片隅にカナがいて、現場では自然と役に入り込むことができました。
カナは真っ直ぐで芯の強い女の子ですが、大切な人を亡くしそれでも前に進もうと頑張る姿に私自身共感して苦しいと感じることもありましたが、監督、スタッフ、キャストの皆さんの支えがあり、カナという人物、人生を全身で感じて向き合うことができました。
観て下さる皆さんの心にも残る作品になると思いますので、是非たくさんの方に届いて欲しいです。
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監督:萩原健太郎「何倍も魅力的なキャラクターになった」
ヒロイン役のオーディションは、数ヶ月の間で数回に分けて行われたのですが、久保田さんとはその最後に会いました。負けず嫌いな性格が強く出た、まるでこちらを拒否しているような眼差しがカナというヒロイン像と重なりました。撮影が進んでいくにつれ、芝居に対しての感の良さはもちろんのこと、自らを解放しどんどん自由に、いきいきと変化していく姿に驚きました。久保田さんのお陰でカナという役が想像していたよりも何倍も魅力的なキャラクターになったと思います。
プロデューサー:井手陽子「何色にも染まっていないフレッシュなヒロイン」
何色にも染まっていないフレッシュなヒロインを求めて行ったオーディションで、久保田紗友さんと出会いました。その凛とした姿からは、言葉を発せずとも、熱い情熱を感じ、その眼差しは、鋭くも、温かくもあり、様々な想いを抱えて生きる“カナ”というキャラクターそのものだと感じました。撮影では、ふとした表情や、仕草に、何度も心震わされました。この出会いがあったからこそ、“カナ”というキャラクターは、飛躍し、成長できたと思っています。物語に新たな一面をもたらしてくれたこの出会いは、今思えば必然としか思えません。
『サヨナラまでの30分』は2020年1月、全国にて公開。