「侠飯」「すじぼり」などの作品が多数映像化されている人気小説家・福澤徹三の同名小説をドラマ化した本作。
中堅広告代理店・宣告社に勤める45歳の狛江光雄をムロさんが、狛江が赴任した地方都市・阿修羅市を牛耳る二大ヤクザのうちのひとつ「岩切組」の組長・岩切猛を古田さんが演じW主演。

そんな「岩切組」とは犬猿の仲の「竜崎組」組長でサラ金「ドラゴンファイナンス」の社長でもある竜崎剣司には田中さん。岩切も世話になっているスナックのママ・麗香には黒木瞳。狛江の部下として営業マン・柳直樹には渡辺大知、事務の吉村美月には鈴木愛理、また岩切組の組員・桜井勇一に毎熊克哉、竜崎組の組員・神野晃に般若といった面々が出演する。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。

本社とのテレビ電話で上司から責められた狛江だが、事務の美月から2人きりでの食事に誘われ浮かれ気分で帰宅すると、そこには岩切の姿が。岩切は狛江が営業をかけている百貨店の情報を知っており、もう1度接待してみろと告げる。
再び深町(木下隆行)に頭を下げ接待の場を設けた狛江。2軒目に麗香のスナックに連れていくと、麗香から謎の薬を渡される。それを深町の酒に混ぜると泥酔し倒れ込んでしまう深町。すると桜井らが現れて深町を連れ去る。その翌朝、狛江が深町のもとを訪れると大量の案件を受注することに成功。しかしそれは岩切が仕組んだ罠で……というストーリー。

岩切に迷惑料の返済のためキックバックを寄こせと脅され、どんどん悪の道に染まっていく狛江。そんな狛江を使い岩切組をつぶそうと企む竜崎は借金の建て替えを提案する。“ワルの優しさ”を見せる竜崎の甘い低音ボイスにSNSでは「竜崎さんの低音を聴くと横隔膜の辺りがザワザワする」「大人の色気がたまらん 話し方がゆっくりで貫禄がある!!」「たっぷりの間と色っぽい低音 地獄が待っているとしか思えない」「竜崎さんの囁きボイス配信してくれないかな」などの反応が続々。
次週はいよいよ狛江を巡る(?)岩切と竜崎の争いが本格化しそうな予感。ムロさん、古田さん、田中さんが織りなす“怖すぎる”三角関係から目が離せない。