1976年、イスラエル・テルアビブ発パリ行きのエールフランス機が乗っ取られ、ウガンダのエンテベ空港に着陸。ハイジャック犯は500万ドルと50人以上の親パレスチナ過激派の解放を要求。多数の自国民を人質にとられたイスラエル首相は、交渉の道を探りつつも態度を保留。テロリストとの交渉に反対する国防大臣は、士官らと秘密裏に人質奪還計画を練っていく…。
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本作は、実際に起きたハイジャック事件とイスラエル国防軍による奇跡の救出劇「エンテベ空港奇襲作戦」(=サンダーボルト作戦)を再検証し、可能な限り正確に史実を再現。元イスラエル国防軍のメンバーが、技術的な軍事顧問として協力し、また生き残った人質の何人かに連絡をとり取材、真実を目指した。
ハイジャック犯を『アウトロー』『ゴーン・ガール』のロザムンド・パイクと、『ラッシュ/プライドと友情』『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』のダニエル・ブリュール。
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ほかにも、エディ・マーサン、リオル・アシュケナージ、ドゥニ・メノーシェが出演している。
到着したポスタービジュアルは、群像劇らしい登場人物がそれぞれの思惑を感じさせる表情を見せ、事件の最終地点であるアフリカ・ウガンダの都市「エンテベ」の赤色がとても目立つ一枚に。
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さらに予告編では、ハイジャック事件の幕開けから、イスラエル政府首脳陣の対立、犯人グループの駆け引きの様子が切り取られ、また人質たちの恐怖も伝わってくる。
実際に起きたハイジャック事件、その極限の状況下で何が起きていたのか? 知られざる真実は劇場で確かめてみて。
『エンテベ空港の7日間』は10月4日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。